10月1日付エントリーでお知らせした 「鉄道の日」関連イベントのうち、JR四国・高知運転所(高知市布師田)で行われた「鉄道の日ふれあい祭り」に出かけてみました。
私がJRの車両基地を訪ねるのは、おととし5月の連休中に多度津工場(香川県仲多度郡多度津町大通り)でフリーゲージトレイン試験車が一般に公開された時以来、ほぼ2年半ぶり。高知所に限ると実に3年半ぶりで、同所が現在地に移転してからでは初めてです(注)。
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今回の車両基地公開最大の見ものは、2000系特急形気動車(2108号)を使用した振子装置の実演と方向転換作業。イベント観覧者は特設のタラップから特急車両に乗り込み、車内から振子装置の動作を体感。さらにその車両に乗ったまま、転車台(ターンテーブル)を使った一連の方向転換作業を見学します。
私の訪問時はちょうど運転所係員の皆さんの昼食時で、鉄道模型や写真パネルの屋内展示を除いてアトラクションは一時休止状態。そのため、午後の部が始まる13時まで運転所本屋にお邪魔して展示物を眺め、その後に2000系関連のアトラクションを車両の外から見物することにしました。
午後の1回目はおよそ15分で滞りなく終了したものの、直後に思わぬハプニングが。この回の見学客がちょうど全員タラップを降りきったところで、激しいにわか雨が降り始めたのです。
会場のお客さんは一斉に、ミニSLの軌道が敷かれた検修庫内や、鉄道部品即売会が行われていた運転所本屋1階へと“緊急避難”する羽目になってしまいました。
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しかしそれも5分ほどで終息し、傘を差さずとも屋外を歩ける状態になると、すぐさま午後の部2回目がスタート。今度は、移動する2108号を逐次カメラに収めてみることにしました。
振子装置作動中の2108号。本来ならばカーブ区間の走行中以外に大きく傾くことはないのですが、「実演」ということで乗務員が停車中に振子装置を強制作動させています。
最大傾斜時には、車両の左端と右端でおよそ10cmも高さが違います。
こちらは転車台上の2108号。方向転換の手順は…
(1)転車台上まで前進
(2)時計方向に180°回転し前後逆転
(3)約20秒一時停止
(4)再び時計方向に180°回転、これで方向は元通り
(5)後退で転車台から離れる
… というものです。
こうしてアトラクション全体の段取りが分かったところで、午後の部3回目ではいよいよ私自身が「乗客」の仲間入りをし、車内からこの実演を楽しむことになりました。
営業中の特急車両とはまるで違う動きをしたためか、振子装置作動テストでは車内から 「オーッ」という歓声に入り交じり、幼児の泣き声がちらほら。しかし私がむしろ驚きを感じたのは、転車台の旋回半径内が予想よりもかなり深く掘り込まれていることでした。さすがに旋回中の車両が脱線転覆することはあり得ないでしょうが、こんな所にうっかり人が転落してしまえば、ひとたまりもないに違いありません。
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運転所構内ではこの他に、1000形気動車を使用した洗車機通過の実演も行われていたのですが、旧運転所時代に同じアトラクションを楽しんだ経験のある私はここで高知所を後にし、下り「ゑびす昭和横丁号」 の始発地となる土佐山田駅 (香美郡土佐山田町東本町1)へ向かいました。
14系客車だけの編成が土讃線内を走るのは異例のことながら、天候不順が災いしたのかホームでカメラを構えるファンの姿はまばら。「国鉄気動車急行」の再現となった6月の同列車運転時に比べると、昭和の香りが残る町の玄関口には寂しい雰囲気が漂っていました。
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STALOGからリンクしている「かずまるのホームページ」 の管理人・かずまるさんも、きょうの松山運転所公開に親子連れで参加なさった旨の記事を、ご自身のブログに掲載しています。突然の雨に泣かされながらも順調に推移した高知所のイベントの状況をお伝えするべく、私よりトラックバックを送らせていただきます。
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(注) 高知運転所は、土讃線薊野-旭(共に高知市)間の連続立体交差化事業着手に伴って、 2002年3月に高知市栄田町の高知駅隣接地から現在の場所へ移転した。
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